女性専用・完全予約制侯鍼灸院こうしんきゅういん

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免疫力・自然治癒力を高め、女性のための鍼灸院
女性脱毛症・アトピー性皮膚炎・生理痛・生理不順・更年期障害などの症状は鍼灸で改善

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東洋医学の観点から見る更年期障害

更年期というと、女性特有の不調のことだと考えます。約2000年前に東洋医学『黄帝内経』の記述によれば女性の体は7歳、14歳・・・・・・と7の倍数の節目で大きな変化を迎え、28歳が最も心身が充実する時期であり35歳を過ぎると容姿に衰えが見え始め、42歳で心身の不調が起こりやすくなります。
女性は50歳頃に訪れる閉経という象徴的なサインがあり、自覚しづらい点もあるが自覚はなくとも体の中では老化が少しずつ進行していて体力・気力などの低下が急速に進むです。
更年期障害の症状は個人差が大きく、体の変化を何も感じない方、日常生活に支障が起こるほど重い症状で苦しむ方も大勢います。閉経前後の40代半ばから50代半ばまでの女性は加齢に伴い卵巣機能が落ち卵巣で作られる女性ホルモン量が急激に減り、このホルモン不足で自律神経、脳、骨、血管などにも作用し、さまざまな症状を起こす、これを『女性更年期障害』、『更年期症候群』、『更年期不定愁訴』とも言われます。

 

中医学では、人体は五臓六腑があり「五臓」と呼ばれる5つの働ぎが互いに影響し合いながら機能を果たすと考えるのです。五臓とは肝・心・脾・肺・腎、それぞれが全身の生理機能を維持する「気・血・水」の生成と貯蔵を司る。五臓の働ぎを活性化して気力に深く関わる「気」、全身に栄養を運ぶ血液のような役割を果たす「血」、体に必要な水分を与え、循環を促進する「水」という3つのエネルギーのバランスが整ってこそ、健康が維持されます。

鍼灸治療は全身状態を総合的な治療ですので、一定のパターンによらないで変化する諸症状に対し対症療法を行うことが前提です。不定愁訴の例としては頭痛、めまい、不眠、かたこり、腰痛、のぼせ、うつ等々があります。肩こりや頭痛に対しては鍼灸治療特有の即効性があります、治療効果で自律神経調整作用や女性ホルモンの分泌促進作用も期待ができ、しかも更年期障害の主な症状であるのぼせや冷え症にも効果が得られます。

更年期障害の症状

  • 精神神経系:頭痛、めまい、不眠、耳鳴、うつ、情緒不安定など
  • 消化器系:食欲不振、便秘、下痢、噁心など
  • 泌尿器系・生殖器系:頻尿、排尿時痛、不正出血、生理過多など
  • 血管運動神経系:のぼせ、ほてり、異常な発汗、動悸など
  • 知覚系・運動器系:肩こり、かゆみ、皮膚や粘膜がカサカサなど
  • 其の他:むくみ、倦怠感、冷えなど
  • 自覚症状以外:動脈硬化、骨粗鬆症など

日常生活で更年期症状を改善

日常生活を見直し、偏った食生活や睡眠不足といった生活を避け、栄養バランスの良い食事を心がけ、特にホルモンバランスを整える働きがあるビタミンEは更年期には意識して摂食、エストロゲンに似たような作用を持つ大豆イソフラボンも更年期障害の改善に効果と言われます。

神経質にならず、のんびり趣味を楽しんだりストレスをためないことも大切です。
適当な運動をするウオーキングなど有酸素運動は自律神経のバランスを整える、体を動かす事でよく眠れるようにもなり、リフレッシュもできます。

若くても要注意!20代に増加中の「若年性更年期障害」

「更年期」はよく40代から50世代の女性がなるものだと思っていませんか? しかし実は最近、無理なダイエットやストレスが原因で20代でも更年期の症状がでる女性も増えているのだそうです。
生理不順・イライラ・頭痛・動悸などの症状が続いたら要注意です。もしかしたら卵巣の機能が低下している恐れがあります。症状が続けば不妊のリスクもあるのようです。

20代、30代に増えている若年性更年期とは?

20代、30代の若い女性でも、精神的なストレスやハードワーク、運動不足、過度のダイエットによる栄養障害から女性ホルモンのバランスを崩し更年期障害と似た症状があらわれるケースが増加しているようです。卵巣機能の低下から早期の閉経を迎える場合もあるので注意したいですね。

「生理不順」「無月経」「ほてり」「頭痛」「倦怠感」「不眠」「手足の冷え」「原因のわからない体重の増加・減少」「肌のかぶれ・湿疹」など卵巣の機能低下やホルモンのバランスが崩れることによる症状は、改善されれば回復する可能性があります。逆に放置すれば将来の不妊にも繋がっていくのです。

ライフスタイルの見直しと改善

原因の1つとして考えられている過度のダイエットや運動不足など、ライフスタイルにも大きくかかわっている若年性更年期障害。特に痩せたいからといって極端なカロリー制限をしたダイエットをされている方は要注意です。 女性ホルモンのバランスを崩し生理不順や無月経を誘発することになりかねないので、これを機会にご自分のライフスタイルを1度見直したほうがよいでしょう。

毎日湯船につかるだけでも、心身のストレスを軽減する作用があるようです。リラックス効果が期待できる温度は自分の体温を+5度以内がベストです。副交感神経を優位にさせ身体と心をリラックスさせる効果が期待できます。半身浴がおすすめです。

過度なダイエットやストレスなどの身体の負担を減らす事も大切です。

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